研究、技術支援などにより得られた成果から、より多くの知的財産を発掘し、企業・団体などによる活用が見込まれる知的財産を選定し、出願・登録を行っています。
令和5年4月1日 現在
○ 道総研知的財産活用ハンドブック ~開放特許シーズ集~
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道総研では、研究活動で生まれた優れた技術などを、特許や意匠といった知的財産権として保護し、研究成果の活用を進めています。 このうち、広く道内の事業者の皆様にご利用いただけるものを、ハンドブックにまとめました。 「農業・林業・水産業」分野、「食品」分野、「ものづくり」分野の3つに区分し、掲載しています。 また、開放特許の活用事例(開放特許を活用したご利用者様のインタビュー)を掲載していますので、開放特許シーズの活用イメージとしてご覧ください。 |
活用事例
1 |
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導入技術:農業・林業・水産業分野 3軸NC木工旋盤システム(特許第4784767号) |
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2 |
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導入技術:食品分野 素材のおいしさを閉じ込めた「レアフル®」(特許第6308556号) |
農業・林業・水産業分野
1 |
特許第5629863号 |
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表面に傷のつきやすい道産トドマツなどの針葉樹材を広葉樹同等以上の堅さをもつ圧縮木材に仕上げる技術。 |
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2 |
特許第6985657号 |
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1回の熱圧工程で木質ボード製造と合板との接着を同時に行うことにより、低コストかつ反りの少ない複合フローリングを製造する技術。 |
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3 |
特許第6989914号 |
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ヤナギ類樹木由来の水性抽出物をきのこ栽培用培地に添加することにより、菌床栽培におけるきのこの発生を促進し、収穫量を増加。 |
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4 |
特許第6421913号 |
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牛糞堆肥を利用して、大粒で嗜好性の高いマッシュルームを安定生産する技術。 |
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5 |
特許第7165941号 |
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傾斜畑において、耕耘作業時に部分不耕起による堤防を造る土壌流亡対策技術。 |
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6 |
特願2022-160184 |
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従来の植栽装置では扱えなかった枝が大きく張ったコンテナ苗を植付け可能な植栽機構。 |
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7 |
特願2022-054879 |
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既存のカキ付着器と置き換えるだけで、カキの左殻に任意の文様を形成させる付着器の技術。 |
食品分野
1 |
特許第3925502号 |
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乳酸菌HOKKAIDO株を用いて、機能性を有する食品などを製造する技術。 |
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2 |
特許第6308556号 |
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旬の果実の味わいと食感を閉じ込めた、シロップや添加物を使わずに常温保存可能な果実加工品の製造方法。 |
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3 |
特許第6418579号 |
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脂質吸収を促進させるとともに、魚が餌として摂取すると肉の脂質含量が高まるペプチド。 |
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4 |
特願2020-183514 |
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酵素によるタンパク質分解と酵母による発酵を併用することにより、うま味が強く、低塩分で、色の淡い魚醤油を、低コストかつ短期間で製造可能。 |
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5 |
特願2021-022190 |
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機能性分子として有用な環状ジペプチドを保護基や触媒などを用いず、水だけで高収率に合成する技術。 |
ものづくり分野
1 |
特許第5887671号 |
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作業の邪魔にならないよう動きやすさを確保しつつ、前屈姿勢における腰の負担を軽減。 |
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2 |
特許第6156836号 |
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ロウソクの炎が風にゆらめくような演出効果などを実現できる照明装置。 |
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3 |
特願2019-098957 |
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農作業、工事現場、ガーデニング等の作業で前屈動作や移動時の動作を妨げず、着座位置もずれにくい、装着型スツール。 |
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4 |
特願2022-041809 |
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ハンドの薄さと強度・耐久性を両立した構造で、食品の箱詰め作業等に活用可能なソフトロボットハンド。 |
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